なんだかんだでご挨拶が遅れました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
大変非礼ながら、去年から世間の流れや業務量の増加などを言い訳にしてお客様への年賀状は失礼させていただいているのですが、それにも関わらずたくさんのお年賀状を皆様からいただきました。本当にありがとうございます!
皆さまのご愛犬写真を見ながら、とっても癒される新年を迎えることができました。なかなかこちらからご連絡することはできませんが、いただいたご相談にはきちんと対応させていただきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、さっそくですが12月7日生まれのトイプードル(ホワイト、シルバー)の写真を撮影してきました。シルバーに関しては、ほんと久しぶりに生まれたので実に楽しい撮影となりました。

ただ…
写真は悲惨なくらいヘタクソ…(泣)
実は写真については20年近く撮り続けており、機材もそこそこ持っていますし、最近でも某観光協会のコンテストに入賞したり、有料で某テーマパークの撮影を依頼されるなど、素人さんと比べるとちょこっとだけ経験もテクニックもあると思います。
なので、他店さんのサイトなどに掲載されている「奇跡の一枚」を撮る事なんておそらく可能です。
写真を撮っているものから見れば一目瞭然なのですが、ああいった写真を撮るためには、事前にシャンプーやトリミングなどで子犬をぴっかぴかに化粧して、さらにスタジオさながらに何個もストロボを配置して、時間をかけて何百枚も撮ったうちの最高に映りの良いものを厳選、さらにさらに画像の加工まで施すという念の入りようです。
私もこういう仕事は写真が命である事は分かっているので、一時期は時間をかけてじっくり撮影していた時もありました。でもね、主に2つの理由からそういう凝った撮影をする事はやめました。
そのひとつめは、やっぱり子犬に余計な負担はかけたくないという事。この時期の子犬は一日の大半は寝て過ごします。撮影時にはどうしても起こしてしまう事になるので、1匹あたりものの数分でさっさと撮ります。気を効かせて「シャンプーしておこうか?」と言ってくれるブリーダーさんもいらっしゃるのですが、風邪でも引かせたら大変ですからね、多少汚れを拭いたりする事はありますが、撮影のためだけにシャンプーやトリミングまでは行っていません。
ただ、どういう子犬なのかは把握しておきたいので、後は子犬の好きにさせて、走り回ったり、寝てしまったりという様子はある程度観察はします。骨格や体型、健康状態などのチェックは撮影時に一緒にやってしまいます。
もっとも、子犬にとってははじめましてのタイミングが多いので、短時間に撮影を済ませようとすればいつも朗らかな顔をしているわけではないのがちょっと辛いところ。大きなレンズを向けられると身構える子もいますしね。
なので、
私が撮る子犬の写真は後で自分で見てもがっかりするレベルの写真になってしまうのです。そしてもうひとつの理由なのですが、怪我の功名とでも言いましょうか、実際にご見学いただいたお客様はたいてい「実物の方がめっちゃかわいいですね!」と言われる事です。考えてみると「奇跡の一枚」に誘われてご見学されたら、実際の子犬とのギャップにがっかりされるお客様も出てくるかもしれませんよね。そう考えると、写真の段階で「あまりかわいくないよね…」と思われた方がいいのかもしれません。
口の悪いお客様には「原田さん、写真がヘタクソすぎ!」とよく言われるのですが、そんなわけでどうぞお許しください。
てか、言い訳です(笑)
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