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ダックス好きの店長ブログ
香川県高松市にある仔犬のネットショップで働いています。お客様やブリーダーさんとの話し、業界の裏事情まで日々感じている事をつらつらと掲載する予定です。
ペット業界の悲しい現実?
ひさびさの更新です。
お客様対応に追われていた事もありますが、イヤな話しばかり耳に入ってましたのでプログを書くと愚痴や悪口になりそうなので躊躇してました。

でも、ストレスが最大値になりましたので、愚痴ですがお付き合い下さい。


■お問合わせいただくお客様との会話から

○以前ペットショップで買ったコッカーが子犬の頃から病弱で、14歳で亡くなるまで通院の繰り返し・・・。ペットショップは信用できないので信頼できるブリーダーさんを探していた。

○格安店に行ったら汚いダンボールで飼われていた。

○格安店で買った柴犬が3日目に突然亡くなった。獣医さんは「パルボ」との診断。

○自家繁殖のネットショップという事で安心して購入したが、その後先天性の骨格異常あり。よく調べてみると近親交配だった。

○大手ショッピングセンターのペットショップで展示されていた子は、明らかに元気がなく水のようなウンチをしていた。


■ブリーダーさんとの話から

○最近(5月中旬)買う人が多いので、セリ市場でも高く売れるらしい。普段はいい事を言ってるブリーダーも高く売れるからと出す人が多い。こういう時に本性が出るよね。

○あるネット販売店で勝手にウチの子が売られているが心当たりない?との電話。よく見ると私が撮影した画像がそのまま掲載されていました。
ブリーダーさんは「こんな非常識な店には出さない!」と。この店はお客様から問い合わせがあった時、一体どう対応するのか不思議・・・。

○あるフランチャイズ店は、どの店を見ても同じお客さんの顔写真があって、さも自分の店のお客さんですみたいに表示してるが、あれって効果あるの? 
そう言われれば私も不思議に思ってました。すぐにバレるウソなんて・・・

○神奈川のプードル専門店に20万円で卸した子犬が130万で売られていた。もう二度と取引しない。


などなど・・・。

工業製品と違って生き物である仔犬は、どんなにきちんとした交配をし、保育環境を整えていても病気になる子もいますし、スタンダートから外れた子も出てきます。

それでも、ゼロに近い確率を求めて努力されている数少ない業者と、「どうせ無駄な努力だし、生き物だからそんなもの」と開き直って、見える部分だけ体裁を整えている大部分の業者・・・という業界の縮図が見えてなりません。

そういう根本的な姿勢が、販売手法ひとつひとつに現われているんですね。


みなさんも仔犬を飼われる場合、仔犬の見分け方は分からなくても、その店の販売態度、姿勢、店の雰囲気等でなんとなく感じるものはあると思います。
常識的に考えて「この店おかしい」と思えば止めておくのが無難です。


私のまわりでも、真面目な業者さんが業界のイヤな面ばかり見て辞めてしまったというケースもたくさん見てきました。
私も辞めようと思った事はありますが、その度にお客様に励まされています。本当に有難い事です。

お客様からお声を掛けていただくたびに、「業界の悪い慣習には染まらないようにしよう」と思いを新たにする訳です。


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5月の子犬選びは慎重に!
毎年この時期になると、まじめな子犬販売業者は苦労してます。
同業者の方とお話しをすると決まって「いい子犬がなかなか居ない」という話題になるんですね。

4月〜5月というのは子犬が一番売れる時期なんです。そうすると、この時期に合わせて無理やり交配をする繁殖屋さんが増えるんですね。(もちろん、時期的に育てやすいから等、まじめに考えているブリーダーさんも多いです。)
しかも、GW価格というものがあるくらい高く売れるんですから。

そうすると、情報はたくさん出るかわりに可哀そうな子犬達もたくさん出回る訳で、まじめな業者は、より慎重にならざるを得ません。
現に、私たちの目から見ると可哀そうな子犬達がたくさんペットショップのショーケースに並んでいます。しかも、結構な値段で・・・。
知識の無いネット販売店は情報が多いものだからすごく喜んでいますが、実はまったく喜べない事なのです。

幸いにも、私が懇意にさせていただいているブリーダーさんは世間の需要など気にせず、「我が道を行く」方ばかりなのでそれほど苦労はしないのですが、この人達が居なければ、怖くて仕事ができません。

と、脅かしてばかりいても叱られそうですので、この時期リスクの高いお店はどんな所か例を挙げますね。

○普段より子犬をたくさん仕入れて「GW大特価セール!」なんて派手に宣伝している所
普段クチコミ等で評判の良い店でも、こういう売り方をしている所はこの時期買わない方が無難です。
そもそも、ネット販売店も含めてペットショップというのはある程度仕入先は固定しています。おのずと仕入れ量には限界がある訳で、売れるからという事でかなり無理をして(多少可哀そうな子犬でも目をつぶって)仕入れている事が多いです。

○セリ市場から仕入れているショップ
ただでさえリスクの高いセリ市場ですが、病気だろうが近親交配だろうが関係なくどんどん流通させます。そもそもチェックすらしていません。出入り業者に聞くと「死ぬのも数のうち」らしいです。殴ってやろうかと思いました!
ショップで買うときは、どこから仕入れたか単刀直入に聞きましょう! 「ブリーダーからです」と言われても具体的に出生地(市町村名まで)やブリーダー名が答えられないようでしたらアウトです。

また、誕生日の表示が○月○日と書かれている店では絶対買うべきではありません。だって、出所がはっきりしていれば生年月日ぐらい正確に分かりますよね。

○知識の無い店
そもそも知識の無い店は子犬の病気にも気付きません。これはネット販売店にも言える事ですが、知らずに可哀そうな子犬を売ってしまう事はよくある事です。
ホームページ等に書かれている事を鵜呑みしてはいけませんよ。あんなの他のサイトを見れば誰でも書けますし、現に私のサイトも露骨にコピーされています。
きちんと、電話なり来店なりして根掘り葉掘り質問してみましょう。受け答えに不安があれば要注意です。


でもホント、この業界の体質ってなんとかならないものですかね・・・。
そもそも「命を売る」という非常識な商売をしているのが我々なんですから、せめて可哀そうな子犬を作らない、作らせないという業界体質にしないと、仕事に対する誇りは持てないと思うのですが・・・。

当店は売上とか規模とかは大手には勝てませんが、「誇りだけは負けない!」と強く思うのもこの時期だったりするのです。


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ネット販売店に対する締め付け?
最近、やたらとネット販売店に対する過剰な締め付け?が見られるようになりました。
そのほとんどが既得権益を固持しようとしている人たちなのですが、本当に愛犬家精神で営まれているネット販売店にしてみれば何故?と思われる主張も多いのです。

例えば、先日記事にした読売新聞記事の件もしかり。

「動物との共生を考える連絡会」(協力団体:全国ペット小売業協会他)が行っている「ネット販売と移動販売ストップキャンペーン」もそのひとつ。
国民生活センターの苦情件数等を引きあいに出していますが、有利な部分だけ引用しているんですね。

まずは、国民生活センターの資料全文をご覧ください。
ペット購入時のトラブルの実態と問題点

ペット購入時のトラブルについての相談件数ですが、2005年度は総件数1623件のうちネット販売店は206件、2006年度は1505件のうちネット販売店は166件となっています。
ちなみに、ネット販売店以外の件数は展示販売しているペットショップや移動販売店です。そして、よく見るとネット販売店の相談件数は減っているんですね。
もちろん、氷山の一角ですし、減っているとは言えトラブルがあるという事は否定しません。そのあたりはネット販売店も真摯に改善していく必要があります。
要は、そんなキャンペーンをもっともらしくするなら、根拠と情報は正確に伝えた上で言いなさい!という事なのです。

ちなみにレポートの事例を見ると、ネット販売店の販売形態に問題というより、その店の販売姿勢ですし、リアルの店舗でも起こりうる事です。
また、相談事例のほとんどは展示販売業者のものです。

ここ数年、展示販売に疑問を持った飼い主さん達が直接ブリーダーさんから買いたいとか、信頼できるネット販売店で買いたいという流れになってきています。
展示販売業者さんの内情は分りますが、それならば尚の事、一緒になって仔犬の為になる販売方法を模索したいと思うのですがいかがでしょうか?

足を引っ張る事を考えるより、余程建設的だと思うのですが・・・。


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極小ワンちゃんを探されている方へ
過去のブログでも再三ティーカップや極小と呼ばれるワンちゃんについて記事にしてますが、再度ご理解をいただきたくて書かせていただきます。

街のペットショップさんを見てみると、今だに「ティーカッププードル」や「極小チワワ」といった子が生後40日ぐらいで展示されています。
そのせいか、当店にお問合わせいただく方の中にも「きちんと面倒見るから早くほしい」と言われる方が後を絶ちません。

気持はすごく分かるので、きちんと説明してブリーダーさんがOKを出すまでお待ちいただくのですが、中にはご理解いただけずにお断りするケースもあります。

極小と呼ばれる子は環境の変化に非常に弱いです。また、温度変化にも影響を受けます。それこそ慣れたブリーダーさんが寝食を共にして面倒を見なければいけない子たちなのです。

人間の赤ちゃんも小さい子は保育器に入れられて専門医がきちんと管理しますよね。
ある程度大きくなれば普通に飼えるのですが、それまでに3か月も4か月もかかります。

そんな状態の極小ちゃん達を生後40日でショップにならべる人たちの気が知れません・・・。

批判はさておき、生後40日とか60日とかで極小の子を飼われても、余程飼いなれた方でない限り苦労をされるのは間違いありません。不幸な結果になることも無いとは限りません。

もちろん、極小の子が悪い訳ではありません。本当に可愛い子たちですのでぜひ飼っては頂きたいのですが、極小の子なりの事情を理解していただきたいという事なのです。

当店のブリーダーさん達は長年の経験のうえでお引き渡しを判断しています。極小の子はお引き渡し予定日が延期になる事もございますが、責任を持って育てておりますので、どうかご理解いただければと思います。

しかし、昨今のティーカップや極小ブームも考えものです。メディアも可愛さだけで煽らないで、本質を伝えてほしいものです。


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久々に怒ってます!
久々にすごく腹が立っています

仲の良いブリーダーさんのワンちゃん達が悪徳ペットショップの被害にあいました。
去年の暮に高松市内に大きなペットショップが移動販売に来ました。チラシなどもばらまいていたので知っている人も多いと思います。

私や仲の良いブリーダーさん達は内情をほぼ知っていたので近づきもしなかったのですが、そこでミックス犬を買った人がブリーダーさん宅へ見せに来たそうです。
ブリーダーさんは皮膚が病気っぽいという事に気づき、すぐに獣医に診せるよう伝えたらしいのですが、話はそれだけでは終わらず、ブリーダーさん宅のワンちゃん数頭に感染してしまったのです。

今まで健康管理には気を遣ってきたブリーダーさんです。すぐに仔犬も含めて20数頭すべて獣医の検査、そして家中の消毒・・・。
幸いにも感染したワンちゃんは早期の治療だったので数日で完治しましたが、それらの費用だけでもすごい事になりました。

もちろん、知らずに買った人は悪気もなく、純粋にうれしさのあまり連れて来たのですが、問題は販売したバカモノです。

そもそも、生まれて1〜2か月の仔犬をあちらこちらに移動させてストレスを与えること自体、虐待行為です。ましてや病気になっても放置! あげくの果てに皮膚の疾患を「毛が生え換わっているだけ」とごまかして売る・・・病気が表面に出る頃にはその業者はもう居ない・・・。

確かに、皮膚病はその業者で発症したとは限りません。証拠はありませんので・・・。
でも、ほぼ間違いないとすれば、いろんな業者はいますが日本一最低な業者の部類ではないかと思います。

ネット上でもかなり叩かれています。気づいていないはずはありません。
かなり確信犯なのでしょうね。

あまり私も人の悪口は言いたくないのですが、少しでも被害が出ないためにも今日はあえて怒ってみました。仔犬の移動販売業者は要注意です!


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