PRAについての見解
こんにちは♪
もしや老眼?
というショッキングな状態にも慣れ、
最近は、スマホを見る時に眼鏡をずらす仕草をダンディーに見せるすべを身に着けつつある原田です。
枯れ専大歓迎です!
はい。
突っ込まれる前に本題に入ります。
しばらく前から、特にダックスのお問合わせをいただくお客様から
PRA(進行性網膜委縮症)の検査は大丈夫ですか?
というご質問が増えてきました。

それでもご心配な方へ。PRAクリアな親犬から生まれた優秀血統のダックス情報はこちら♪
PRAとは遺伝性疾患のひとつで、
発症すると網膜がしだいに萎縮し、最悪の場合、失明してしまう病気です。
現在では、その遺伝する因子を持っているかどうかがある程度検査で分かるようになっており、
ざっくり言うと、その因子を持っていない親犬から生まれた子犬は大丈夫だろうという事なのです。
ひと昔前までは海外でしか検査が出来なかったのですが、
ここ数年国内でも検査が出来るようになり、特に関東のブリーダーさんあたりから浸透してきました。
中には、
「うちはPRAクリアだから遺伝性疾患の心配なし!」
みたいな表現で、あたかもすべての遺伝性疾患が大丈夫なように思わせる表現をしているところも見受けられます。
という事で、私自身の見解を述べたいと思います。
まずは結論からですが、
ブリーダーさんを見る時に、PRA検査をしているに越したことはありません。
でも、検査をしているかどうかはあくまでも参考情報程度にしか考えていません。
仮に検査をしてなくても、総合的な判断をします。
むしろ、
「検査も大事だけど、うちは両親、祖父母、曽祖父母と何代も見て来た経験測ですべての遺伝性疾患のリスクを考えた交配をしている」
という方が頼もしく思ったりするんですね。
もちろん、それらも考えた上でPRA検査も適正かつ補完的に行っているならパーフェクトです。
PRAの検査というのは、検査キットだけ送られてきて、唾液を検査機関に送るという簡単なものです。
という事は、あらかじめクリアな犬の唾液を使い回ししても誰も分からないわけですよね。
実際に、そういう不正をしているという噂も耳にした事がありますし・・・
だからという事でもないのでしょうが、検査機関では検査結果については100%保証していませんよね。
なので、PRA検査を行っているかどうかは参考にはさせていただきますが、
あちこちネットで書かれているほど大袈裟には考えていないのが現状の私のスタンスです。
私のざっくりとした感覚なのですが、
東日本のブリーダーさんは比較的検査をしている人が多く、西日本はまだ浸透しきってない印象ですね。
当然、良い事なので検査自体はもっと拡がってほしいとは思いますが、
だからと言って、声高々に自慢げにアピールするものでもないかな?と思います。
特に子犬を探されている皆さんについては、PRAに限らず、本当にネットの情報に振り回されている方が多く見られます。
そこにあまりにもこだわりすぎると、本当に良い子犬を見落とす事もありますのでね。
こだわっても良いけど、こだわりすぎない事をおすすめします。
ちなみに、上のダックスのブリーダーさんは、きちんとリスクを抑えた交配を行った上で
補完的にPRA検査をされている素敵なブリーダーさんです。
【追記】
言葉を選びながら書きましたので誤解を与えたかもしれませんが、
本記事はPRA検査を否定するものではなく、むしろ推奨すべき事であるという前提で書きました。
ただし、
・あまりにもPRA検査をした事が免罪符のような誤解を与える表現が散見される事。
・それにともなって、PRA検査をしていないブリーダーに対して否定的な感覚を持たれる事。
(PRA検査が追い付いてなくてもすばらしいブリーダーさんはたくさんいます)
について、ちょっと矛盾を感じる状況に憂いを感じたため、少し私なりの考えを書かせていただきました。
もしや老眼?
というショッキングな状態にも慣れ、
最近は、スマホを見る時に眼鏡をずらす仕草をダンディーに見せるすべを身に着けつつある原田です。
枯れ専大歓迎です!

はい。
突っ込まれる前に本題に入ります。

しばらく前から、特にダックスのお問合わせをいただくお客様から
PRA(進行性網膜委縮症)の検査は大丈夫ですか?
というご質問が増えてきました。


PRAとは遺伝性疾患のひとつで、
発症すると網膜がしだいに萎縮し、最悪の場合、失明してしまう病気です。
現在では、その遺伝する因子を持っているかどうかがある程度検査で分かるようになっており、
ざっくり言うと、その因子を持っていない親犬から生まれた子犬は大丈夫だろうという事なのです。
ひと昔前までは海外でしか検査が出来なかったのですが、
ここ数年国内でも検査が出来るようになり、特に関東のブリーダーさんあたりから浸透してきました。
中には、
「うちはPRAクリアだから遺伝性疾患の心配なし!」
みたいな表現で、あたかもすべての遺伝性疾患が大丈夫なように思わせる表現をしているところも見受けられます。
という事で、私自身の見解を述べたいと思います。
まずは結論からですが、
ブリーダーさんを見る時に、PRA検査をしているに越したことはありません。
でも、検査をしているかどうかはあくまでも参考情報程度にしか考えていません。
仮に検査をしてなくても、総合的な判断をします。
むしろ、
「検査も大事だけど、うちは両親、祖父母、曽祖父母と何代も見て来た経験測ですべての遺伝性疾患のリスクを考えた交配をしている」
という方が頼もしく思ったりするんですね。
もちろん、それらも考えた上でPRA検査も適正かつ補完的に行っているならパーフェクトです。
PRAの検査というのは、検査キットだけ送られてきて、唾液を検査機関に送るという簡単なものです。
という事は、あらかじめクリアな犬の唾液を使い回ししても誰も分からないわけですよね。
実際に、そういう不正をしているという噂も耳にした事がありますし・・・
だからという事でもないのでしょうが、検査機関では検査結果については100%保証していませんよね。
なので、PRA検査を行っているかどうかは参考にはさせていただきますが、
あちこちネットで書かれているほど大袈裟には考えていないのが現状の私のスタンスです。
私のざっくりとした感覚なのですが、
東日本のブリーダーさんは比較的検査をしている人が多く、西日本はまだ浸透しきってない印象ですね。
当然、良い事なので検査自体はもっと拡がってほしいとは思いますが、
だからと言って、声高々に自慢げにアピールするものでもないかな?と思います。
特に子犬を探されている皆さんについては、PRAに限らず、本当にネットの情報に振り回されている方が多く見られます。
そこにあまりにもこだわりすぎると、本当に良い子犬を見落とす事もありますのでね。
こだわっても良いけど、こだわりすぎない事をおすすめします。
ちなみに、上のダックスのブリーダーさんは、きちんとリスクを抑えた交配を行った上で
補完的にPRA検査をされている素敵なブリーダーさんです。

【追記】
言葉を選びながら書きましたので誤解を与えたかもしれませんが、
本記事はPRA検査を否定するものではなく、むしろ推奨すべき事であるという前提で書きました。
ただし、
・あまりにもPRA検査をした事が免罪符のような誤解を与える表現が散見される事。
・それにともなって、PRA検査をしていないブリーダーに対して否定的な感覚を持たれる事。
(PRA検査が追い付いてなくてもすばらしいブリーダーさんはたくさんいます)
について、ちょっと矛盾を感じる状況に憂いを感じたため、少し私なりの考えを書かせていただきました。
Category: よもやまばなし
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